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スタッフブログ

短期間で体脂肪を減らす「HIIT(ヒート・ヒット)」トレーニングとは

2020年8月9日

フィットステーション24梅田店です!

今回は、短時間で体脂肪を落とす効果が期待できる高強度インターバルトレーニング「High-Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)」、通称「HIITヒート、またはヒット)」というトレーニング方法をご紹介します。

HIIT」とは「High-Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)」の略。いわゆる高強度インターバルトレーニングを指します。インターバルトレーニングとは、高負荷の運動と低負荷の運動を交互に入れること。それの強度をぐんと高めたものがHIITなのです。

このトレーニングの最大のメリットは、短時間で効果が期待できることです。じっくりと長期的なスパンで取り組むタイプよりも、すぐに効果を実感したい人に向いたダイエット法ともいえます。

・なぜHIITは短期間で体脂肪が減らせるのか

なぜHIITは短期間で体脂肪減少が見込めるのでしょうか。一般的に言われているのが、激しい運動をした後にはカロリーが消費しやすい状態が作られ、それがダイエット効果につながっているという説があります。これは運動後の過剰酸素摂取量(EPOC)と関係しており、身体を元の状態に戻そうと酸素の消費が増え続ける「アフターバーン効果」の影響とされています。

 また、この時のカロリー消費は一般的な有酸素運動の6倍とも10倍とも言われており脂肪の減少心肺機能の強化筋力アップなどさまざまな付加価値も期待できます。

・HIITのメリットとデメリット

HIITのメリット

短期集中で効果が出やすい
一般的な有酸素運動の数倍とされる脂肪減少効果をもつ
心肺機能の強化、筋力アップなどにも効果が期待できる

HIITのデメリット

とにかくキツイ(自分を限界まで追い込む)
高負荷のため、ケガのリスクが高い
運動の習慣がない人にはおすすめできない(そもそもできない)

 全力で行うがゆえに、身体に大きな負荷がかかることが挙げられます。体調に不安がある場合。あるいは痛めている箇所があるならば、避けた方がよいでしょう。ベストコンディションで行う際も、ケガを防ぐために事前のウォーミングアップは必須です。

HIITトレーニングのやり方

1. トレーニングを20秒〜30秒続ける。
2. 10秒〜20秒休む

ハードな運動と休憩を交互に行うだけです。

運動強度や継続時間、休憩時間、筋トレ種目は専門家によっても見解が異なり、たとえば全力運動の時間が20秒の場合もあれば、30秒という場合もあります。また、数種類の筋トレを順番に行う方法や、全力ダッシュと歩く動作を繰り返す方法もあります。6-8セットほど行うと良いでしょう。
 

• 『初心者』トレーニング内容
 1. ダッシュ(20秒)
 2. 休憩(20秒)
 3. プランク(20秒)
 4. 休憩(20秒)


• 『中級者』トレーニング内容
 1. フリッタースクワット(20秒)
 2. 休憩(20秒)
 3. マウンテンクライマー(20秒)
 4. 休憩(20秒)
 5. ダッシュ(20秒)
 6. 休憩(20秒)
 7. ジャンピングジャック(20秒)
 8. 休憩(20秒)


• 『上級者』トレーニング内容
 1. ジャンピングランジ(20秒)
 2. 休憩(10秒)
 3. ロシアンツイスト(20秒)
 4. 休憩(10秒)
 5. ダッシュ(20秒)
 6. 休憩(10秒)
 7. バーピージャンプ(20秒)
 8. 休憩(10秒)


自分に合わせたトレーニング時間や休憩時間に設定して挑戦してみて下さい。
重点的に鍛えたい部位などがある場合はトレーニング内容の組み合わせで可能です。

難しいという場合は、ダッシュとジョギングか休憩を交互に行うという方法でもよいので、興味のある方は是非試してみてください!